当院内科は、幅広い健康問題をあつかう家庭医的な診療を実践しています。
どの科にかかればよいかわからない、といった症状や相談がある場合にはどうぞ受診してください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前診9:00~12:00 | 関 谷本 山岡 (予約のみ) 振動療 |
谷本 (11時まで) 中濱 大木 | 関 山岡 (予約のみ) 谷本 |
谷井 谷本 吉田 |
中濱 藤原 大木 |
谷井・大木 (第1・3週) 谷本・中濱・ 山岡 (予約のみ) (第2・4週) 当番(第5週) |
午後診14:30~17:00 | 中濱 | 谷井 | 竹内 | 山上 | 山岡 (予約のみ) | ― |
夜間診17:00~18:00 | 大木 | 谷井 | 竹内 | 谷本 | 山岡 (予約のみ) | ― |
※各担当医は、変更になる場合があります。
※火曜日の午後診は15:00~になります。
高血圧、糖尿病といった慢性疾患を主体として、病院機能を生かした検査や全身管理を実施します。
急性のかぜや腹痛、胃腸症状といった急性症状への対応や、日常の健康問題への相談にも応じることが出来ます。痰を伴う咳といった症状の場合、当院外来では細菌の染色検査を迅速に実施し、その結果に基づいた治療を行っています。頻度の高い胃腸症状などについては、胃カメラ、大腸カメラ、腹部エコー検査などを必要に応じて実施します。
在宅療養を希望されている方が、家族に囲まれて、住み慣れた家で最後まで過ごせるように、他医療機関・訪問看護ステーション・ケアマネジャーとの連携で、患者様・ご家族が安心して療養するためのお手伝いをさせていただきます。24時間体制での在宅医療の提供、緊急時対応や入院調整、他の医療(介護)機関との連携や相談などを行います。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前診9:00~12:00 | ― | ― | ― | ― | ― |
午後診14:30~17:00 | 大木 | ― | 谷本 関(隔週) |
中濱 | 谷井 (第1・3) |
※祝・祭日で、訪問日が変更になる場合があります。
※訪問時間は、その日の訪問場所や訪問時間によって変わります。ご了承ください。
※費用は、各患者様の医療費自己負担割合や、訪問回数によって変わります。
申し込みやご相談は、内科外来までお願いします。
偏った食生活や運動不足、ストレス、喫煙など、毎日の好ましくない生活習慣が積みかさなって引き起こされる病気です。
~ライフスタイルを改善しましょう!~
慢性肝炎は原因の如何を問わず、肝硬変・肝臓がんへの進行をいかに予防するかが最大の課題と言えます。
とりわけ国内で200万人とも300万人ともいわれるウイルス性肝炎(B型及びC型)は、肝臓がんの主要な原因(全肝臓がんの80%がC型肝炎による)となっています。
平成11年、日本肝臓学会は「肝がん白書」を発表しました。
そこでは「HCV感染(C型肝炎ウイルスの感染)の増加は、戦後本邦における…輸血等の医療行為にもとづくものなどが原因」であるとし、
「肝臓病診療に携わっている医師、研究者のみならず、医学会さらには厚生省はもとより地方自治体など、社会全体がこの肝がんに対して特別な関心と
撲滅のための努力をしなければならい…」と宣言しています。
宣言の背景には、肝臓がんによる年間死亡者数が約4万人と急増していること、その一方でC型肝炎への治療や、肝臓がんに対する予防と治療法が前進していることがあります。
C型肝炎に対するインターフェロン療法は、治癒困難であったタイプの感染者でも約60%、それ以外のタイプでは80%以上の治癒率にまで前進しています。 |
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最近、生活習慣病との関連で、飲酒によらない脂肪肝が問題となっています。
従来あまり関心を持たれなかった脂肪肝ですがその約1割が非アルコール性脂肪性肝炎(略称;NASH)となり
肝硬変・肝がんへ進行することがわかってきました。
まだ診断法や治療法は十分には確立されていませんが、生活習慣病対策、特に肥満対策が大切なようです。
汚染されたフィブリノゲンの注射によってC型肝炎に感染させられた薬害肝炎の原告の方々と
国とが平成20年2月に和解しました。
製薬企業との和解、全ての患者さんの救済と課題はまだまだ山積みです。
私たちは、愛媛肝炎の会(愛称;甘草の会)や薬害肝炎被害者を支援する会などと協力してこの問題に取り組んでいます。
喘息といっても軽いものから重症までさまざまあります。
軽症の喘息では、昼間はなんともないのに、夜寝てから明け方にかけて、呼吸が苦しくなってゼーゼー喘ぐような発作があります。
最初のうちは、風邪をこじらせたときだけ、季節の変わり目のほんの数日だけだったのが、重症になると、徐々に回数が増え、季節にかかわりなく、昼間もゼーゼー、息苦しくなります。
なるべく早期に喘息の早期診断をするべきです。
そして、喘息は発作の回数と呼吸困難の程度により、その時々の治療法があります。基本は発作を抑える治療と、発作を予防する治療の2種類で行います。
発作の回数 | ||||
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発作の強度 | 少ない | 中 | 多い | |
軽い | A | B | C | |
中等度 | B | B | C | |
重症 | C | C | C |
[A]レベルでは発作のときだけの、発作止めの治療でよろしいでしょう。
[B]レベルでは発作止めに加えて、予防の薬を使う必要があります。
[C]定期的に病院や診療所に通院して、医師の指導の下、治療を受けましょう。そして、少しでも速く[B]レベルや[A]レベルになるようにしましょう。
高脂血症とは、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪など)が異常に上昇した状態をいいます。
コレステロールは、心筋梗塞、脳梗塞などの原因となる動脈硬化を促進することから、一般に「悪者」のイメージで見られがちですが、本来、コレステロールは私たちの身体にとって、細胞膜、性ホルモン、副腎皮質ホルモン、胆汁酸の材料として欠かせないものです。しかし、血液中にコレステロールや中性脂肪が多くなると余分なコレステロールが血管に沈着し動脈硬化を起こすことになります。
また、コレステロールには、動脈硬化を促進する「悪玉」コレステロール(LDL)と動脈硬化を抑える「善玉」コレステロール(HDL)があります。
肝臓で合成されたコレステロールを全身の組織へ運ぶのがLDLコレステロールでこれが増えすぎると動脈硬化を促進します。一方、余分なコレステロールを肝臓に戻す働きをするのがHDLコレステロールです。
総コレステロールやLDLコレステロールの上昇、HDLコレステロールの低下、そして中性脂肪の上昇は、どれも動脈硬化と関係し、放置すると大切な臓器の血管が動脈硬化によりパイプづまりを起こし、重大な合併症を引き起こします。
すなわち、心臓の血管がつまれば心筋梗塞を起こし、脳の血管がつまれば脳梗塞を起こします。
血液中の脂質の正常値は、以下の通りです。
総コレステロール (220未満)
中性脂肪 (空腹時で150未満)
HDLコレステロール (40以上)
LDLコレステロール(120未満)
心療内科・精神科は、外来における通院治療のみを行っています。受診される方の年齢や病気での制限はありません。外来通院で扱える範囲であれば、どの分野の精神障害についても相談、治療を行います。現在、思春期から老年期まで様々な年齢、病気の方が通院されています。どの年齢層でもうつ病圏の方の受診が多いですが、老年期では認知症の方の受診が多くみられます。
精神障害は病気だけの問題だけではなく、その生い立ちや家庭内や職場での問題、またそれに対する心理的な問題も加わり、人によっては複雑になる場合もあります。粘り強く取り組みましょう。
心療内科・精神科は予約のみの診察となります。事前に電話での予約をお願いします。
・新患の受付はしておりません。
現在、他の精神科、心療内科やメンタルクリニックにかかっている方は、主治医の紹介状を持参されるようお願いします。入院を必要とされる方の治療は、病床を備えている精神科病院を受診されるようお願いします。当院は精神科・心療内科での入院はできません。
当院は、愛媛医療生活協同組合の病院です。組合員の皆様の出資金をもとに運営されています。
未加入の方は、医療サービスの質向上と内容充実のために、愛媛医療生活協同組合にご加入くださいますようお願いします。
3病棟(3階)・・・医療型療養病棟
4病棟(4階)・・・地域包括ケア病棟
それぞれの病棟で、適切な医療・介護サービスが提供できるようにしています。
患者様には入院中に病室を移動していただくことがありますが、すべての患者様が最も適切な医療サービスを受け、快適に入院生活を送るためですので、ご理解ご協力をお願いします。
さらに、患者様の病状や治療内容などにより、4病棟から3病棟へ病室を移動していただくこと、また、それに伴って担当医が変更することがあります。予めご了承願います。
月曜日から金曜日 | 午前10時から午後4時まで |
土曜・日曜・祝祭日 | 休み |
私たちの病院は「お金の心配をしなくてもかかれる自分たちの医療機関がほしい」
という声によって地域住民と医療従事者が手を携えてつくった病院です。
いのちは平等であり、お金のあるなしで医療に差別があってはなりません。
患者様の症状による医療の必要性から個室の入退室を決めています。 その為、患者様から個室のご希望があった際も、医療の必要性から判断をさせていただくことになります。